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INCIDENT

ブラジル サンドロの史上最悪バスジャック生中継!バス174犯人とイボーネ前代未聞の4時間TV生中継

ブラジル全土に生中継されたバスジャック犯vs乗客の救出作戦に挑んだ警察の特殊部隊「BOPE」ボッピ。
2000年6月ブラジル・リオデジャネイロを走るバスが強盗に襲われました。

犯人は若干21歳のサンドロ・ド・ナシメント。さらに母代わりとなったイボーネ・ベゼーラ・ネベロ(71)。
今から18年前に起きた史上最悪バスジャック!前代未聞の4時間TV生中継の衝撃内容とバスの内部で起きていたこととは・・?

凶悪犯のハズのサンドロ・ド・ナシメントとバスの乗客たちの迫真の演技とは。

ブラジル 史上最悪バスジャック!犯人のサンドロと前代未聞の4時間TV生中継

ブラジル全土に生中継されたバスジャック犯vs乗客の救出作戦に挑んだ警察の特殊部隊
2000年6月ブラジル・リオデジャネイロを走るバスが強盗に襲われました。21歳の犯人は拳銃を所持し乗客11人を人質にバスに立てこもります。テレビ局が事件を生中継で伝えブラジル国民は釘付けに…ついに犯人が人質の1人を連れバスの外に出ると、特殊部隊の1人が発砲―。犠牲者も出る中、その後明らかになったバス内で起きていた出来事に国民が驚くことに…。

犯人の名は、サンドロ・ド・ナシメント、21歳

今回の犯人の名前が犯人の名は、サンドロ・ド・ナシメント、21歳。

彼はどうして史上最悪のバスジャック事件をおこしてしまたのか。

サンドロ・ド・ナシメントはスラム出身のストリートチルドレンだった

サンドロ・ド・ナシメントはスラム出身の21歳。

元ストリートチルドレンとして、子どもたちだけでマンホールや教会などで路上生活をしていた。

そして、そのストリート生活で彼は貧困と警察権力の横暴によって被害者となっていた。

サンドロ・ド・ナシメントが受けた警察権力の暴走がバスジャック事件の大きな火種になっていたのです。

前代未聞!ブラジルリオデジャネイロバスジャック完全生中継

この事件は2000年6月にリオデジャネイロ市内で発生したブラジル史上最悪のバスジャック事件と言われています。

拳銃を持った21歳のサンドロ・ド・ナシメントが11人を人質に立てこもり、その模様はテレビで4時間にわたり生中継されたのです。

さらにブラジル全土が見守る中でバスの周囲を囲む警察の特殊部隊とメディア。

人質に銃を突き付けながらなにかを必死に叫ぶ犯人のサンドロ・ド・ナシメント。

そのバスジャック事件の一部始終がリアルタイムでブラジル全土に伝えられる、まさに前代未聞の事件だった。

事件の発端は目撃者の通報だった

リオデジャネイロ市内の路線バスがバスジャックの舞台となった。

バス停に並んでいた一般市民の男性がサンドロ・ド・ナシメントが銃を所持しているのを目撃します。

男性は驚いてすぐに警察に通報します。

警察はすぐに通報のあったバスに急行します。

そして、バスに警察官が乗り込む。

「今すぐバスを降りろ!!」

するとサンドロ・ド・ナシメントは近くにいた女性を抱え込み、取り出した拳銃を頭に突き付けた。

「お前たちが降りろ。さもないとこいつの頭を吹っ飛ばすぞ」。

警察はサンドロ・ド・ナシメントを刺激しないように仕方なく引き下がる警察官たち。

これが、誰も想像しなかった・・まさかこれがブラジル史上最悪のバスジャック事件となることを。

バスの人質は11人・・特殊部隊「BOPE」が出動

リオデジャネイロの市街でサンドロ・ド・ナシメントに乗っ取られたバス。

警察はすぐに市街戦では世界最強と言われる特殊部隊「BOPE」(ボッピ)に出動を要請する。

サンドロ・ド・ナシメントは興奮しながらもバスから顔の出し人質にナイフをかざす。

しかし、せっかく出動した市街戦では世界最強と言われる特殊部隊「BOPE」(ボッピ)は犯人のサンドロ・ド・ナシメントに全く手出しをしなかったのだ。

ブラジル全土に生中継されているためにブラジル国民の前で狙撃をためらったのだ。

膠着状態・・そして口紅で窓に恐怖のメッセージが!

警察は、犯人のサンドロ・ド・ナシメントに対して手を出せない状態。

しかし、サンドロ・ド・ナシメントも警察が一行に要求に応じないために苛立っていた。

サンドロ・ド・ナシメントは人質の女性に銃を突きつけるとバスの窓際に移動。

女性の口紅を渡すと、あるメッセージを窓越しに書かせたのだ。

「彼は悪魔と手を組んでいる」「彼はやり遂げる」。そして、最後のメッセージが人々を戦慄させることになる……「全員を殺す。午後6時に」

そして、予告よりも20分も早く彼は凶行に及ぶ・・

サンドロ・ド・ナシメントの生い立ち

サンドロ・ド・ナシメントはどのような少年だったのか。

彼は生まれてまもなく父は蒸発、母の手で育てられたが9歳の時、母はサンドロの目の前で暴漢に刺し殺された。ストリートチルドレンとなった。

ストリートチルドレンは路上や教会などで寝泊まりをする子どもたち。

貧困や両親の蒸発など様々な理由で路上で生活を余儀なくされた子どもたちだ。

心に大きな傷を負った彼にさらなる悲劇が追い打ちをかける。

カンデラリア教会虐殺事件の被害者の一人となる

サンドロ・ド・ナシメントは、カンデラリア教会虐殺事件の被害者の一人だったのだ。

カンデラリア教会虐殺事件とは1993年7月23日に起こった警察が暴走し悲劇を起こした事件だ。

パトカーに投石したストリートチルドレンへの報復行為として、深夜、教会で寝ている子どもたちに対し、車で乗り付けた2人の警察官が無差別に発砲。8人を殺害した。その現場にサンドロはいた。サンドロも警察の標的にされた1人だったのだ。

なんとか警察の発泡を逃れた彼は生きるための犯罪に手を染めていく

教会と飛び出したサンドロ・ド・ナシメントは生きるために次々と悪事に手を染めていく。

警察に捕まって懲役をくらうこと2回。

町の人たちから見ればサンドロ・ド・ナシメントのような人間は危険な人物に映るのは当然だ。

しかし、サンドロ・ド・ナシメントは絶対に一般市民に危害を加えるような犯罪はしていなかったのだ。

実際にバスジャック事件のときも絶対に乗客に手を出さないと宣言していたのだ。

一方で警察の惨劇の被害にあっていた彼は「警察に捕まればきっと殺される」。警察に強い不信感を抱くサンドロは、恐怖におびえていた。

実は、そもそもサンドロがこのバスに乗り込んだのは、銃で乗客を脅して金をゆすり取ろうとしていただけだった。追い込まれたサンドロは、ブラジル中が見つめる中で、行き場のないバスジャック犯となってしまった。それが“史上最悪のバスジャック事件”の真実だった。

タイムリミット前に撃ち殺されたはずの女子大学生も、実は、サンドロは狙いを外していた。「100まで数えてから撃つ。でもお前を殺しはしない。俺が撃ったら、みんなで悲鳴をあげるんだ。いいな?」。サンドロの指示どおり、人質たちは「女子大学生が殺された」と絶叫した。サンドロと人質たちは、迫真の演技をしていたのだった。

バスジャックの事件発生から4時間・・・

最悪の結末がサンドロと被害者の方々を襲います。

最悪の結末・・発生4時間でサンドロは投降しようとしたが・・

サンドロがバスをバスジャックしてから4時間がすぎた頃。

サンドロはなんと人質の女性を連れてバスをおりてきたのだ。

実は、バスの中に被害を受けた人は一人もいなかった

実は、サンドロはバスジャックなどする気はそもそもなかった。

銃で脅して財布を取ろうと企てていたのだ。

タイムリミット前に撃ち殺されたはずの女子大学生も、実は、サンドロは狙いを外していた。「100まで数えてから撃つ。でもお前を殺しはしない。俺が撃ったら、みんなで悲鳴をあげるんだ。いいな?」。サンドロの指示どおり、人質たちは「女子大学生が殺された」と絶叫した。サンドロと人質たちは、迫真の演技をしていたのだった。

投降したサンドロに襲いかかった警察の銃弾は人質の女性に・・

気がつけばブラジル全土が注目する凶悪バスジャック犯になっていたサンドロ。

史上最悪と言われたバスジャック犯はどのような結末をたどるのか。

事件発生から4時間。

なんと、サンドロは人質を連れて投降しバスをおりてきたのだ。

しかし、現場は特殊部隊が出動

さらにマスコミはヘリを飛ばし現場は大混乱となっていた。

なんと投降してきたサンドロを特殊部隊はわずか30センチの至近距離で発砲した。

しかし、わずか30センチからの発砲がなぜか人質の女性に命中。

女性は死亡してしまったのだ。

悲劇はそれだけでは終わらなかった。

現場の混乱状況の中でもみくちゃにされたサンドロ。

事件の背景が全くわからない現場ではサンドロは史上最悪のバスジャック犯そのものだった。

サンドロはそのまま警官隊に拘束され、パトカーで連行されるが、暴れるサンドロを抑えつけようとした警察官が誤って首を締め、サンドロは窒息死してしまうのです。

幼い頃に受けた警察からの被害がなければこれほど暴れなかったのではないか。

ブラジルはサンドロの生い立ちとバス内の内情をしり警察は大バッシングにあう

警察は犯人のサンドロと被害者の女性を殺害する結果に。

さらに、サンドロが幼いころに警察から被害にあっていたこと。

さらにバスの内情を知って警察に大バッシングが巻き起こった。
貧困が生んだ悲しいバスジャック犯の最後にブラジルは涙にくれたのです。

しかしサンドロにも心の支えになってくれる人イボーネがいた

父は蒸発、母は目の前で暴漢の被害に。

貧困と孤独の中でストリートチルドレンとなったサンドロ。

そのサロンドにもこころを通わた母親代わりの女性がいた。

イボーネ・ベゼーラ・ネベロ。71歳。

30年以上にわたり人生のすべてを捧げ、ストリートチルドレンやスラムの子どもたちの教育支援を続けてきた「ストリートチルドレンの母」だ。

サンドロの「育ての母」イボーネは、恵まれない子どもたちへの支援活動を続け、今やブラジルだけでなく、世界的にも名の知れた社会活動家となった。イボーネの開発した教育メソッドを受けた子どもは、ブラジル全土に13万人いるという。そんなイボーネは、過去に起きた2つの「悲劇」を子どもたちに語り継いでいる。第2のサンドロを生まないこと。それこそがブラジルの明るい未来につながると信じて。