2017年5月2日(火) 21時00分~22時54分放送の世界仰天ニュースでウクライナのメブザ夫婦が飼っていた兄妹犬のパンダとルーシーの感動の物語が放送される。
○妹を見捨てなかった兄
ウクライナで2匹の犬が感動の奇跡を起こした!2016年12月、農家を営むメブザ夫婦は子供が独立した後保護施設から引き取った2匹の兄妹犬と仲良く暮らしていた。しかし、ある日の朝、妻が起きると2匹の犬たちがいない!こんなことは初めてだった。夫婦は一日中探したが見つからず・・・。実はこのとき、犬たちは人里離れた線路の上にいた!兄妹犬たちの運命は!?
メブザ夫妻の愛犬のパンダとルーシー
ウクライナの西部の田舎町に住むメブザ夫婦。
子どもたちはみな、無事に独立。夫婦は以前から話していた、動物の保護施設から二匹の犬を引き取った。
日本ではペットショップが普通に運営されているが、海外では動物は保護施設から譲り受けるのが一般的だ。
メブザ夫婦も、二匹の兄妹犬を保護施設から引き取り仲良く暮らしていた。
兄の犬をパンダ。
妹の犬をルーシーと名付けて仲良く暮らしていた。
穏やかな日々が続いていくはずだった。
2016年12月、メブザ夫婦が起きるとパンダとルーシーがいなくなっていた!
穏やかな日々が続いてた2016年12月のある日のことだった。
メブザ夫婦が朝目覚めると、ルーシーとパンダの二匹の姿がどこにもない。
メブザ夫婦は1日中近所を探し回ったが、その姿はどこいも無かったのです。
ウクライナといえば、12月は最高気温でもマイナス一度、最低気温はマイナス6℃にもなるとい言われている。
12月の降水日数は18日にも及ぶ。
一月の半分は雪が降っている極寒の地だ。
しかし、二匹は家を飛び出しとんでもない場所で発見される。
パンダとルーシーは人里離れた線路の上にいた!
このとき二匹の兄妹犬のパンダとルーシーはとんでもない場所にいたのだ。
なんと犬たちは人里離れた線路の上にいた。
しかも妹犬のルーシーは怪我をして動けない状態だった。
なんと極寒の地で列車がバンバン通る線路の上でうずくまっていたのだ。
クリスマス当日、ウクライナ西部の都市ウージュホロドの動物愛護運動家デニス・マラフェエフは、電話で郊外の線路上に二匹の犬がいるとの報告を受けます。二匹の内、一匹は怪我を負っているようで救助の必要があるとのことでした。
連絡を受けた動物愛護センターの職員たちが大慌てで救助に向かうとパンダは彼らが危害を加えるのではないかと激しく抵抗。
なかなか救出もままならなかった。
そして、驚くべきことに、兄のパンダは妹のルーシーの上を列車が通過すると上におおかぶさって彼女を必死に守った。
その時の動画がこちらだ。
Денис МалафеевさんのFacebookで動画が紹介されている。
兄のパンダは文字通り身を挺して妹のルーシーを二日間にわたって守り抜いたというのです。
二匹はなんとか救助されてFacebookで感動と奇跡の物語として多くの方々にシャアされました。
さらに、奇跡はつづきます。
なんと、動物愛護センターのデニスが感動した内容をFacebookに投稿するとメブザ夫妻が気がついたのです!
メブザ夫妻によると二匹は誰かが閉め忘れた門から逃げ出してしまったというのです。
その後、無事に二匹はメブザ夫婦のもとに帰ることができたのです。
そのときの写真がこちら。
現在の二匹はご覧の通りだ。