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ブラジルのリオデジャネイロ。
そこに、大学に通う女子大学生のジャナイーナがいた。
ジャナイーナは普段とは違うバス174にのる・・。
そのバスにはブラジル史上最悪と呼ばれたリオデジャネイロのバスジャック事件が発生する。
午後2時35分。若い男性がバスの後部座席に座った。
しかし、すぐに警察がバスの乗り込んでくる。
警察は男性に銃を向けてバスからおりるように要求する。
しかし男はなぜか警官に対して異常に興奮していたのだ。
ただ拳銃を所持してバスの乗っているだけ。
まだ男は興奮状態ではあるものの大きな犯罪は犯していなかった。
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2000年6月12日・・・事件が起こる
この事件は2000年6月12日、リオデジャネイロで起こったバスハイジャック事件を扱う。貧しい環境で育った若者、サンドロ・ド・ナシメント(Sandro do Nascimento)は強盗を企てるが失敗し、その後4時間にわたりバス乗客を人質に取る。事件はテレビで生中継された。
さらに、ブラジルの貧困と差別。さらにブラジルの刑事司法がどのように貧困層の人間を扱うのかも世界的に暴露されてしまった事件。
サンドロは男性一人を開放・・女性と老人だけに
サンドロは乗客の中から男性をひとり開放する。
バスの中を非力な女性と老人だけにしたのだ。
そしてそこからさらに異常な行動にでる。
サンドロは口紅でマッサージを書かせる
サンドロは口紅で窓にメッセージを書かせていたのだ。
ジャナイーナに口紅を渡すと、あるメッセージを窓越しに書かせたのだ。
「彼は悪魔と手を組んでいる」「彼はやり遂げる」。そして、最後のメッセージが人々を戦慄させることになる……「全員を殺す。午後6時に」
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