葛西りまさんの名前を忘れては行けない。そして写真を公開したご両親の強い思いとは。
青森県内の写真コンテストで最高賞に内定していた写真が8月にいじめが原因で自らの人生にピリオドを打ってしまった葛西りまさんが映っていたという理由でで最高賞と撤回していた事実が発覚した。

この問題には、非常に多くの日本の歪みと卑怯な国民性が現れている。

この表現が正しいかは分からないが『臭いものには蓋をする』見て見ぬふりをするだけでは何も解決しない。
両親は、娘の氏名・葛西りまという名前と写真を公表した。

そこには、悲しみと痛みを勇気に変えた強い意志がにじみ出ていた。

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「娘の思いを伝えたい」遺族が公開した写真に映った笑顔をみると、彼女自身やご遺族の無念となかった物にしてはならないという強い思いが伝わってくる

『自分の娘はかわいそうなだけ子ではない』

今年の8月にいじめが原因で無くなった葛西りまさんのご両親が娘の氏名と写真を公開した。

まずは、この写真を見て欲しい。画像はWeb東奥から引用する。

20161018
画像引用:Web東奥 10月18日(火)11時1分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-18110127-webtoo-l02.view-000

ことの発端は、今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品を実行委員会が葛西りまさんが写っているからという理由で内定を取り消してしまったのだ。
この写真は8月15日に黒石市の日本三大流し踊り・黒石よされで、青森市の写真愛好家の男性が偶然、撮影。男性は「表情の明るさ、漂う熱気、精いっぱい楽しむ姿にひかれた」という。

実際に、写真からは、いじめに苦しむ姿など微塵も感じさせない明かるい笑顔が伝わってくる。
日本伝統の祭りで輝く、ごく普通の少女が楽しそうに踊りを楽しんでいる。

葛西りまさんは幼いころから、手踊りに触れていて小学校6年のときには仲間と日本一を経験している。
この笑顔から、わずか10日後に彼女は自らピリオドを打った。

遺書には「また皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい」とあったという。

いじめはなくならない。
私自身、身体が小さく、小学校の6年間をいじめられていた。

幸運な事にわたしは素晴らしい友人との出会いで何とかそこから脱出する事ができた。

しかし・・いじめを受けている間の孤独感は耐え難い。
私の場合は小学生の時期だっただけに、そこまで重篤に考える事ができなかったのも幸いした。

葛西りまさんは中学生になり多感な時期に、1人でいじめと闘っていた。
自らが考え行動出来る年齢になってしまったからこその悲劇かもしれない。

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いじめはなくならない。でも「いじめをなくしたいという訴えの力になると信じている」という両親の思いをもっと伝えるべきだ

個人的には、いじめのない社会をいつまでも追い求めて行くべきだと思う。
そのための教育関係者・地域・家庭の連携は絶対に必要だ。

しかし・・その一方でいじめを体験してきた人間からすると、いじめの根絶は非常に難しいとも思うのも事実だ。

人間という生き物の習性みたいなものではないかとさえ思っている。
人間同士の国と民族間の争いですらなくす事が難しい。

でも、それでも人間が理性を持った生き物である以上、葛西りまさんのご両親の「いじめをなくしたいという訴えの力になると信じている」という言葉に希望を持ちたいと思う。

また、黒石よされ実行委員会も内定を取り消した経緯を謝罪すべきだ。

娘の氏名と写真を公表した両親の思いをしっかりと受け止めて彼女が幸せだったこと。さらにいじめは、そんな1人の人生を残酷な結果をもたらす事をしかりと周知すべきだ。

 葛西さんの父親(38)は同日、撮影者から提供された写真を公表した理由について「娘は最高の笑顔で、大好きな仲間と手踊りを披露している。いじめをなくすため、いじめで残酷な結果になったことを知ってもらいたかった」と話した。

引用:時事通信 10月18日(火)17時13分配信 

最後に、葛西りまさんのご両親やご遺族に一日でも早く穏やかな日常が戻ってくる事を心から願いたい。

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